レイヤーの描画モード


レイヤーが重なっている場合に、上のレイヤーの描画モードを変えると、画像の合成結果が変わります。


描画モードを変更するには


レイヤー名の横がスイッチパネルになっている場合は、下の「スイッチ/モード」をクリックし、モードパネルに切り替えます。

スイッチパネル


モードパネル


モードパネルでレイヤー横のボタンを押し、描画モードを選択します。





描画モードの種類


描画モードと合成結果のサンプルです。合成する画像の透明度により、結果が変わることもあります。


上のレイヤー 上のレイヤーのアルファチャンネル

下のレイヤー


描画モード   合成結果
     
通常 上のレイヤーが表示されます。(透明度100%の場合)
ディザ合成 上のレイヤーの透明度を下げると、砂状に合成されます。
ダイナミックディザ合成 アニメートするディザ合成です。時間を進めると砂模様が変化します。
     
比較(暗) 上下のレイヤーの暗い色を比較して、より暗い色を表示します。

合成結果は元画像よりも暗くなります。
乗算 上下のレイヤーの値を掛け、8bitか16bitで割り算します。

合成結果は元画像よりも暗くなります。
焼き込みリニア レイヤー色がより暗く合成されます。

合成結果は元画像よりも暗くなります。
焼き込みカラー 上下のレイヤーの、明るい部分はより明るく、暗い部分はより暗くなります。

合成結果は元画像よりも暗くなります。
焼き込みカラー(クラッシック) 焼き込みカラーと同じ結果ですが、Photoshop.5.5以前の焼き込みカラーに対応しています。
     
加算 上下のレイヤーの明るい部分は白く、暗い部分には下のレイヤーが表示されます。

合成結果は元画像よりも明るくなります。
比較(明) 上下のレイヤーを比較し、より明るい部分を表示します。

合成結果は元画像よりも明るくなります。
スクリーン 上のレイヤーの輝度を反転して乗算します。

合成結果は元画像よりも明るくなります。
覆い焼きリニア 上下のレイヤーの明るい部分は白く、暗い部分には下のレイヤーが表示されます。加算と似た結果になります。

合成結果は元画像よりも明るくなります。
覆い焼きカラー 上レイヤーの輝度に応じて下レイヤーを明るく表示します。
覆い焼きカラー(クラッシック) 覆い焼きカラーと同じ結果ですが、Photoshop.5.5以前の焼き込みカラーに対応しています。
     
オーバーレイ 上下のレイヤーの色を比較し、強い方の色を優先して表示します。
ソフトライト 下レイヤーが明るい箇所は明るく、暗い箇所は暗く表示します。
ハードライト ソフトライトを強調したようになります。
リニアライト 上下のレイヤーの明るい部分は白く、暗い部分には下のレイヤーが表示されます。

加算よりもコントラストが強調されています。
ビビッドライト 下レイヤーと上レイヤーの、明るい部分はより明るく、暗い部分をより暗く表示します。覆い焼きカラーと焼き込みカラーの中間くらいです。
ピンライト 二つのレイヤーの明るい部分を表示する比較(明)と、暗い部分を表示する(暗)の中間くらいです。
ハードミックス 上のレイヤーの明度によりコントラストが決まります。
     
上下のレイヤーを比較し、暗いレイヤーのチャンネル値から明るいレイヤーのチャンネル値を引いた結果が表示されます。
差(クラッシック) 差(クラッシック)と同じ結果ですが、Photoshop.5.5以前の焼き込みカラーに対応しています。
除外 上レイヤーの明るい部分が、下レイヤーで反転した結果になります。
     
色相 下レイヤーの色相を変えずに下レイヤーの明度と彩度を置き換えます。
彩度 下レイヤーの彩度を変えずに下レイヤーの明度と色相を置き換えます。
カラー 色相と同じですが、下レイヤーをグレースケールにした状態での合成結果となります。
輝度 上下レイヤーのカラーを反転した結果になります。
     
ステンシルアルファ 下のレイヤーが、上のレイヤーのアルファチャンネルの白い部分(透明になる部分)でくり抜いて表示されます。
ステンシルルミナンス 上のレイヤーの明るい部分がマスクとなります。
シルエットアルファ 下のレイヤーが、上のレイヤーのアルファチャンネルの黒い部分(不透明になる部分)でくり抜いて表示されます。
シルエットルミナンス 上のレイヤーの暗い部分がマスクとなります。




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