XSIのシミュレーション
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  重力 (Gravity) > 風 (Wind) > ファン (Fan) > ドラッグ (Drag) 
     アトラクタ (Attractor) > 旋風 (Vortex) > 渦巻き (Eddy) > 乱流 (Turbulence)

フォースのタイプ

重力 (Gravity)
重力のエフェクト。負の値で逆の効果になる。
デフォルトの『98.1』は、1Softimage単位が10cmの場合の数値になっている。
1Softimage単位が1メートルなら『9.81』に直す必要がある。

Strength(強さ)
 
・Amplitude(振幅).....フォースの強度
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風 (Wind)
のエフェクト。範囲指定はなし。

Strength(強さ)
 ・Amplitude(振幅).....フォースの強度
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ファン (Fan)
局所的な風のエフェクト。
コントロールオブジェクトの円筒内に作用する。
円筒の半径方向と縦方向に減衰させることが出来る。

Strength(強さ)
 ・Amplitude(振幅)...................フォースの強度
 ・Radius(半径).........................円筒の半径
 ・Drop Length(ドロップ長).....円筒の長さ
Decay(減衰)・・・0→減衰なし  1→1次減衰  2→2次減衰
 ・Radial(放射状).....半径方向への減衰
 ・Axial(軸上)............軸方向への減衰
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ドラッグ (Drag)
パーティクルやヘアが流体の中にあるように、その動きに抵抗するエフェクト。

・Amplitude(振幅)..................フォースの強度
・Flow Type(流動タイプ)........Lanimar(ラミナ)・・・・・・・・・・スムーズで規則的な流動
                  Turbulent(タービュラント)・・・不規則で乱れた流動
Area(エリア)・・・ オブジェクトの横断面積がスケール係数として使用されるが、Assume Sizeにチェックを入れ、Radiusを設定すると、指定の領域値でドラッグを計算させることが出来る
 ・Assume Size(仮想サイズ)
 ・Radius(半径)
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アトラクタ (Attractor)
磁力のエフェクト。正と負の値で逆の効果になる。

Strength(強さ)
 ・Amplitude(振幅).....フォースの強度・正の値は反発、負の値は引き付け
Influence(影響)
 ・Local(ローカル).....ローカルにチェックを入れると範囲と減衰を指定できる
 ・Renge(範囲)..........フォースが作用する範囲
 ・Decay(減衰)..........正の値→センターで最大・エッジで最小
              負の値→センターで最小・エッジで最大
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旋風 (Vortex)
螺旋状の動きを作るエフェクト。

Strength(強さ)
 ・Amplitude(振幅).....フォースの強度
Influence(影響)
 ・Local(ローカル).....ローカルにチェックを入れると範囲と減衰を指定できる
 ・Renge(範囲)..........フォースが作用する範囲
 ・Decay(減衰)..........正の値→センターで最大・エッジで最小
              負の値→センターで最小・エッジで最大
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渦巻き (Eddy)
バキューム(吸い込み)や局部的な乱流のエフェクト。
コントロールオブジェクトの円筒内に作用する。円筒の軸に沿って、半径内で定義される。

Strength(強さ)
 ・Amplitude(振幅).....フォースの強度
Influence Zone(影響するゾーン)
 ・Radius(半径).........................円筒の半径
 ・Drop Length(ドロップ長).....円筒の長さ
Components(コンポーネント)
 ・Radial(放射状).....半径方向へのフォースの強さ・正の値→円筒の軸から遠ざける
                               負の値→円筒の軸に引き付けられる
 ・Axial(軸上)............軸方向へのフォースの強さ(負の値は設定不可)
Decay(減衰)
 ・Radial(放射状).....半径方向への減衰
 ・Axial(軸上)............軸方向への減衰
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乱流 (Turbulence)
乱流のエフェクト。(飛行機が着陸するときに発生する強烈な突風など)
大きなスケールの確定的な風のフィールドの上に、小さなスケールのランダムな風のフィールドを重ね合わせている。


・Amplitude............ フォースの強度。正または負の値で設定。
固定の乗数として風のフィールド全体(大・小フィールド)に適用される。
・Decay(減衰)..... 減衰率
Frequency(周波数)・・・小さなスケールの風フィールド(渦巻き)を設定する。 
 ・All Frequenciesl(すべての周波数)..... チェックを入れるとXYZをまとめて設定できる。
 ・XYZ.............................................................. 各フォース軸に沿った渦巻きの最大値。
値が大きいと渦巻きは小さくなる。
 ・Min Size(最小サイズ)............................ 渦巻きの許容最小サイズ。
回転数がこの値よりも小さい渦巻きはすべて除去される。
大きくしすぎると渦巻きが作成されない。
 ・Diffusion Rate(拡散率)......................... 渦巻きの速度
Phase Angle(位相角度)・・・ 大きなスケールの風フィールドの各フォース軸に沿った方向を決定する
Size(サイズ)・・・各軸に沿ったラティスのスケールを設定する
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