|
ヘア > ヘアの作成と削除 > スタイリング > ダイナミクスの適用 > レンダヘアの調整 > 髪色の設定 |
Hairプロパティ > Generalタブ > Effectsタブ > Dynamicsタブ > Presetsタブ |
その他 Hair Generator Operator > Hair
Dynamics Operator > Hair Renderer シェーダ |
レンダヘアの設定でできること |
Hairプロパティでレンダヘアのプロパティを設定を設定することで、レンダリング後の最終的なヘアの外観を決定できる。具体的には以下のことができる。
|
レンダヘアを表示するには |
HairプロパティのGeneralタブで、Display
Typeをレンダヘアに設定し、同じタブ内のRender
Hairs %で、表示するヘアの数を、ヘア総本数のパーセンテージで指定する。(Hairパネル下にも同じパラメータがある。)この数値を大きくすると処理が重くなるので注意が必要。 |
レンダヘアの本数を決めるには |
HairプロパティのGeneralタブにあるTotal
Hairsでレンダヘアの本数を変えることができる。
スライダでは最大50000本までだが、数値入力でそれよりも大きい数値を設定することができる。デフォルトでは6500本に設定されているが、最終的なレンダリングにはかなり大きい数値を設定しなければならない。
しかし、本数が増えるほど表示やレンダリング時間が長くなるので、太さの調整で根元を太くする、Hair
Multiplicity(髪束制御)パラメータでレンダヘアを追加する、などの方法を使い、実際の本数よりも多数のヘアがあるように見せるとよい。 |
太さの調整 |
HairプロパティのEffectsタブにあるThicknessパラメータで、レンダヘアの根元と先端の太さを調整することができる。デフォルトでは、ヘアのエミット領域のサイズを基準にレンダヘアの太さが決まるようになっているが、タイプを変更することにより、Softimage単位で直径を指定することができる。 |
Density map を使用した密度の調整 |
HairプロパティのEffectsタブにあるDensity
mapにウェイトマップやテクスチャマップを接続し、ヘアエミッタオブジェクト上のさまざまな領域におけるレンダヘアの密度を調整することができる。このパラメータにより、本来そこにあるはずのヘアが表示(放出)されないようになるため、レンダヘアの総本数が変わる。
マップを接続すると、Density mapはマップが1より小さい値を持つヘアを遮断する。
例・値1(テクスチャマップの白・ウェイトマップの青)は、全てのレンダヘアが表示される。
値0(テクスチャマップの黒・ウェイトマップの黒)は、全てのレンダヘアが表示されない。
0と1の間は中間値。 |
Cut map を使用した長さの調整 |
HairプロパティのEffectsタブにあるCut
mapにウェイトマップやテクスチャマップを接続し、ヘアエミッタオブジェクト上のさまざまな領域におけるレンダヘアの長さを切ることができる。ガイドヘアの調整では難しいハゲ部分やもみ上げなどの作成が簡単にできる。Cut
mapでは、まずガイドヘアの長さが計算され、次にマップが適用される。
マップを接続すると、Cut mapはマップが1より小さい値を持つヘアを短くカットする。
例・値1(テクスチャマップの白・ウェイトマップの青)は、レンダヘアの長さは100%になる。
値0(テクスチャマップの黒・ウェイトマップの黒)は、レンダヘアが根元からカットされる。
0と1の間は中間値。 |
ヘアのセグメントについて |
HairプロパティのGeneralタブにあるHair
segmentsパラメータで、レンダヘアの長さに伴うサブディビジョン数を設定する。デフォルト値は10。値を大きくするとスムースなヘアになるが、処理時間も増える。
非常に短いヘアの場合には数値を減らして計算時間を短縮するとよい。
逆に、長いヘア・カールしたヘア・縮れたヘアなどの場合には、この値を大きく(50など)する必要がある。 |
エフェクトについて |
レンダヘア全体にエフェクトをかけることにより、カールや縮れ・ウェーブを作ることができる。エフェクトはレンダヘアに影響するもので、ガイドヘアに変化は表れない。
HairプロパティのPresetsタブにあるプリセットもエフェクトになる。
カール・縮れ・ウェーブは、HairプロパティのEffectsタブで設定する。 |
|