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障害物のプロパティ

Mute(ミュート)
衝突のミュート。



Gereral(一般)
Name(障害物名称)
デフォルトでは、『オブジェクト名_obstacle』となる。

Obstacle Type
障害物の形状。
『バウンディングボックス』・『平面』・『球』・『実際の形状』から選択できる。
Grid・Sphere・Cubeなどのプリミティブ形状や、それらの形状に近似したジオメトリの場合は、実際の形状ではなくバウンディング形状を選択すると、計算時間が短縮できる。

Animatable Deformations(オブジェクトの変形アニメーションに対応)
障害物オブジェクトがシェイプなどの変形アニメーションを持っている場合に、正確に衝突を検出する。
SRTのアニメーションには必要なし。
☆メモリを大量に消費するので、必要でない限りオフにしておく。

Double-Faced Collisions(両面衝突検知)
オブジェクトの両面(裏・表)を障害物として検出する。
☆メモリを大量に消費するので、必要でない限りオフにしておく。



Physical(物理的)
☆このプロパティのFriction(摩擦)とElasticity(弾性)は、パーティクルタイプやクロスオブジェクト・ソフトボディオブジェクトに設定されたFriction(摩擦)とElasticity(弾性)に乗算される。
☆ヘアの衝突にはFriction(摩擦)とElasticity(弾性)は使用されない。
Friction(摩擦)
値が低いと摩擦抵抗が弱くなる(滑りやすい)
値が高いと摩擦抵抗が強くなる(滑りにくい)

Elasticity(弾性)
値が低いと弾性が弱くなる(弾まない)
値が高いと弾性が強くなる(弾む)

Push Length(プッシュ長さ)
障害物のサーフェイス(表面)と、その衝突ポイントとの間のオフセットを設定する。(空間を空ける)
クロスオブジェクトなどが障害物を貫通するのを防ぐ。

Tolerance(許容範囲)
精度。
値を大きくすると、衝突の精度が高まるが、計算時間も長くなる。