XSIのシミュレーション
リジッドボディ > シミュレーション環境 > リジッドボディの作成と削除 > フォース > 衝突
 初期状態の設定 > 質量について > 特殊なコンストレイント > キャッシュについて
   Rigid Body Properties > Dynamics Initial State > Force Controler > Inertial Properties
    Environment Dynamics Operator > Simulation Time Control

Dynamics Operator
リジッドボディシミュレーションを計算するダイナミクスオペレータ。
シミュレーション環境内のすべてのシミュレーションの精度と衝突の精度を設定する。

☆サブステップの値を大幅に(100などに)増やした場合は、必ず適応レベルの値を(6以下に)減らすこと。これらの2つのパラメータの組み合わせによっては1フレーム当たりの計算時間が大幅に長くなり、システムがダウンする可能性がある。

Simulation Accuracy(シミュレーション精度)
Sub Steps(サブステップ)
リジッドボディシミュレーションを各フレームで評価する回数。
たとえば30フレーム/秒の場合に、この値を4に設定すると、シミュレーションが1秒あたり120回更新される。
特に、動きが速いリジッドボディオブジェクトや形状が複雑なリジッドボディオブジェクトに関係した衝突の場合は、この値を増やすとシミュレーションが正確になる。ただし、この値を増やすとシミュレーションの計算時間も長くなるので、最初は低いレベルで始めて、少しずつ値を増やすようにする。
☆通常は100を超える値や4未満の値は使用しない。



Collisions Accuracy(衝突精度)
Adaptive Collisions(適応衝突)
適応レベルの値の使用を有効にする。
この設定では、衝突が発生する時点の付近でシミュレーションのサブステップ数を増やすことにより、衝突の計算精度が高まる。衝突検出の際に、現在のサブステップ数で解析できない場合は、サブステップ数を増やして再び解析する。衝突を正確に解析できなかったり、指定した適応レベルに達するまでは、サブステップ数が毎回2倍に増やされる。

Adaptive Level(適応レベル)
ダイナミクスオペレータが衝突を解析する精度。
特に、小さなリジッドボディオブジェクトまたは薄いリジッドボディオブジェクトに関係した衝突の場合や、オブジェクトの実際の形状を衝突ジオメトリとして使用している場合は、この値を増やすと衝突の解析が正確になる。ただし、この値を増やすとシミュレーションの計算時間も長くなるので、最初は低いレベルで始めて、少しずつ値を増やすようにする。