XSIのシミュレーション
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    Environment Dynamics Operator > Simulation Time Control

Simulation Time Control
シミュレーションの再生モードや時間の設定

Active(アクティブ)
リジッドボディシミュレーションのON/OFFを切り替える。
シミュレーションを再生したくないときに便利。



Time Reference(時間基準)
Offset(オフセット)
シミュレーションがシーンの最初のフレームからオフセットされるフレーム数。

Duration(デュレーション)
シミュレーションの計算の対象となるフレーム数。



Scene Time(シーン時間)
Use start frame(開始フレーム使用)
シーンの開始フレームを使用して、そのリンクを維持する。
シーンのタイムラインで開始フレームを更新すると、シミュレーションも自動的に更新されて新しいフレームが使用される。

Use end frame(終了フレーム使用)
シーンの終了フレームを使用して、そのリンクを維持する。
シーンのタイムラインで終了フレームを更新すると、シミュレーションも自動的に更新されて新しいフレームが使用される。



Copy from Scene(シーンからコピー)
シーンのタイムラインに設定したフレーム範囲をオフセットおよびデュレーションにコピーする。

Copy to Scene(シーンにコピー)
シミュレーションのオフセットおよびデュレーションの値をシーンのタイムラインにコピーする。



Play Mode(再生モード)
●Standard(標準) シミュレーションを最初のフレームから再生する。シミュレーションでいずれかのエレメントを変更した場合、次のフレームに移るときにシミュレーションが初期状態から再計算される。前のフレームに移動(逆再生)する場合は、シミュレーションは再計算されない。

このモードでは、タイムライン下の再生ボタンを押すかプレイバックカーソルを動かして別のフレームに移動した場合にのみシミュレーションが計算される。
●Live(ライブ) 変更内容に基づいてシミュレーションの各フレームを更新する。ループ再生中に変更を加えたときに、変更によるエフェクトをリアルタイムで表示するので、編集や調整を手早く行うことができる。シミュレーションが最初から再計算されることはない。

このモードでは、前方にスキップすると、現在のフレームから中間フレームのシミュレーションが計算される。タイムラインで正方向にプレイバックカーソルを動かすか再生ボタンを押すと、シミュレーションが現在のフレームまで更新される。

●Interactive(インタラクティブ)
・・・Ver4.2から対応・・・

プレイバック時だけでなく、パラメータ設定時やタイムラインのスクラブ時にもシミュレーション結果が反映される。

Caching(キャッシュ)
シミュレーションの各フレームを、Environment Cacheプロパティエディタで定義されたアクションソースにキャッシュ(保存)する。
☆キャッシングは、上の再生モードのどちらでも行える。
詳しくは→キャッシュについて

Save cache to mixer(ミキサにキャッシュを保存)
キャッシュされたアクションソースからアクションクリップを作成して、アニメーションミキサのトラックに配置する。