XSIのシミュレーション
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質量について
リジッドボディオブジェクトの
Inertial Properties
プロパティで、オブジェクトの質量を設定することができる。衝突の際にそのオブジェクトがどのくらいの質量を持っているかにより、シミュレーション結果も変化する。質量を大きくすると、オブジェクトが重くなり、衝突の際に他のオブジェクトに与える力が大きくなる。
また、質量の中心をオブジェクトのセンタから任意の場所に動かすことができる。
質量の中心とは?
質量の中心は、ダイナミクス(フォースや衝突)が適用されたときに、リジッドボディオブジェクトが回転する際の基準点(中心点)。
通常はオブジェクトの中心点の位置に作成されるが、動かすことができる。
質量の中心を動かすと、フォースや衝突による動きも変化する。
左図のように、落下するキューブの中心に質量の中心がある場合と、落下するキューブのコーナーに質量の中心がある場合では、落下の仕方や回転の仕方が違う。
質量の中心を表示するには
Visibility Option
の
Transform(変形)
ページで、
Center of Mass(質量の中心)
オプションを選択する。
質量の中心は黄色の軸をもつ青いボックスの形で表示される。
質量の中心は、リジッドボディオブジェクトの場合のみに表示される。
質量の中心を動かすには
1.
リジッドボディオブジェクトの
Inertial Properties
プロパティを開く。
2.
Use Center fo Mass
を選択し、その下の
XYZスライダ
を使用して、位置をローカル座標で設定する。