XSIのシミュレーション
リジッドボディ > シミュレーション環境 > リジッドボディの作成と削除 > フォース > 衝突
 初期状態の設定 > 質量について > 特殊なコンストレイント > キャッシュについて
   Rigid Body Properties > Dynamics Initial State > Force Controler > Inertial Properties
    Environment Dynamics Operator > Simulation Time Control

環境とは?
環境 = Environment

環境とは、リジッドボディのすべてのシミュレーションデータをひとつにまとめたもの。
環境には以下のものが収められている。
・RigidBodies グループ シミュレーションに使用されるリジッドボディオブジェクト
・Constraints グループ シミュレーションに使用されるリジッドボディコンストレイント
・Forces グループ シミュレーションに使用されるフォース
Dynamics Operator リジッドボディシミュレーションを計算するダイナミクスオペレータ
(シミュレーションの精度と衝突の精度を設定する)
Simulation Time Control シミュレーションの再生モードや時間の設定
Environment Chache シミュレーションソースのキャッシュ
すでに1つ環境があるシーンでリジッドボディオブジェクトやフォースを作成すると、その環境の対応するグループに追加される。
環境が複数あるときは、現在選択されている環境(カレントの環境)に追加される。
カレントの環境はエクスプローラで変えることが出来る。


環境を作成するには
環境はオブジェクトに初めてリジッドボディを設定した時点で作成される。
追加で作成することも出来る。
環境を作成するには、Simulateツールバーから Create > Rigid Body > Environment
☆環境を作成すると、新しい環境がカレントの環境になる


環境の表示
エクスプローラの左上のスコープで、Environments または Current > Curr.Envirを選択する。


カレントの環境を変えるには
1. エクスプローラで、カレントにしたい環境を選択する。
2. 選択した環境を右クリックし、Set as Current Environmentを選択する。


環境の便利な使い方
環境内のグループを選択すると、グループメンバーがすべて選択されるため、シミュレーション環境がどのオブジェクトに作用しているかがわかる
環境内のRigidBodies グループにオブジェクトをドラッグすると、オブジェクトをリジッドボディオブジェクトにできる。
環境内のRigidBodies グループからオブジェクトを Remove from Group すると、オブジェクトをリジッドボディから解除できる。
環境内のForces グループにフォースをドラッグすると、環境にフォースを適用できる。
環境内のForces グループからフォースを Remove from Group すると、環境からフォースを削除できる。


環境とその他のシミュレーション
環境はリジッドボディオブジェクトにのみ適用されるので、その他のシミュレーション(ソフトボディ・クロス・ヘア・パーティクル)には適用されない。